子宮頸がん

子宮頸がんとは?

基本的には手術を行い、甲状腺を切除するか、全摘出します。状態に応じてリンパ節も一緒に切除します。ただし、良性の場合は特に治療はせず経過を観察しますが、未分化がんの場合は発見時から周囲への浸潤、遠隔転移している場合が多く、最近では分子標的薬を中心とした薬物治療、放射線治療、そして手術等を合わせた集学的治療が行われます。
当院では、以上の標準治療と併せ、免疫療法の幾つかを駆使しながら治療に当たっていますが、最近に当クリニックで治療している未分化がん患者に対しては、計3種類の分子標的薬と、転移した頸部リンパ節への放射線治療、そして当クリニックでの免疫チェックポイント阻害剤と樹状細胞治療での集学的治療にて、発症後1年ながら寛解状態にあり、完全寛解をも目指そうとしています。

症状

初期には自覚症状がない場合が多く、次第に月経が不順になったり、おりものが増えたり、性交時に出血しやすくなります。さらに進行すると、下腹部の痛みや貧血といった症状が出てきます。

生存率

術後の5年生存率はステージⅠ期で87%、ステージⅡ期は74%、ステージⅢ期では58%、ステージⅣ期が36%です。

再発転移

子宮頸がんが再発転移しやすい部位は腟や周りの臓器(膀胱、尿管、直腸など)、リンパ節などが挙げられます。

治療

治療は主に外科手術が行われ、がん細胞に侵されている子宮を全摘出して、その後に放射線治療や抗がん剤治療を行うことが一般的です。年齢や妊娠の希望、がんの進行具合などを総合的に判断して、可能であれば子宮の機能を温存しながら治療する方法がとられることがあります。

当クリニックへ受診される子宮がん患者さまは、その殆どがステージⅣまで進行しており、従って、既に抗がん剤を投与されている場合が多く、骨髄で生産される免疫細胞の数、活性度の低下が懸念されます。
その場合、体内の免疫細胞の増殖、活性化を期待する樹状細胞ワクチン療法ではなく、まずは体外で細胞を増殖、活性化させる、活性化Tリンパ球療法、もしくはNK細胞療法を優先させ、病態が改善するのを見計らってから、WT-1ペプチベータなどのがん抗原を用いる樹状細胞ワクチン療法を行う場合もあります。
またこの場合も、抗がん剤治療との併用が可能となるよう、慎重に治療スケジュールを組み立てています。